メディア事業などを展開するテスティー(東京都渋谷区)は、Z世代にあたる中学・高校・大学生約4200人を対象に「SNS利用」に関する調査を実施した。利用しているSNSを尋ねたところ、全年代で1位は「LINE」、2位が「Instagram」だった。
テスティーはZ世代の「SNS利用」に関する調査を実施した(ゲッティイメージズ)
最初に、SNSの利用率を調査したところ「SNSを利用している」と回答した割合は中学生で97.3%、高校生で98.9%、大学生で97.9%となり、全年代で9割超となった。最もSNSの利用率が高いのは高校生であることも分かった。
利用しているSNSについては、全年代で1位「LINE」、2位「Instagram」が変わらず、中学生で3位に「TikTok」がランクインした。高校・大学生の3位はいずれも「Twitter」だった。
SNSの相乗効果を調査するために「SNSで話題になっていたことがきっかけでTVや映画などを見たことはあるか」と尋ねたところ、「ある」と回答した割合は中学生で73.8%、高校生75.0%、大学生で69.8%という結果になった。SNS利用率が最も高い高校生がこの調査でも一番数値が高く、SNSからの影響をよく受けていることが分かった。
調査は全国のZ世代4226人(中学生474人、高校生1493人、大学生322人)を対象に10月11~17日にインターネットで実施した。