Z世代が最も利用するキャッシュレス決済 1位は?

photo

 「Z世代研究会」を運営するCARTA COMMUNICATIONS(東京都中央区)と、デジタルギフト「デジコ」を運営するDIGITALIO(東京都渋谷区)は共同で、「Z世代の金銭事情・キャッシュレス決済利用」に関する調査を実施した。その結果、Z世代が最も利用するキャッシュレス決済方法は「バーコード決済」であることが分かった。

「Z世代の金銭事情・キャッシュレス決済利用」に関する調査の結果は?(提供:写真AC)

Z世代は他世代より、キャッシュレス決済の直近利用率が低い

 直近1カ月以内のキャッシュレス決済利用経験率を調査したところ、Z世代は他世代よりキャッシュレス決済の利用経験率が低いことがうかがえた。

 Z世代より上の世代(26歳以上)をみると、直近1カ月以内のキャッシュレス決済利用経験率が7割を超えていたが、Z世代全体では5割以下という結果に。18歳以下では43.8%、19~25歳では67.3%と、Z世代の中でも割合に差がみられた。

photo

直近1カ月以内のキャッシュレス決済利用経験(以下プレスリリースより)

 「直近1カ月以内にキャッシュレス決済を利用した」という人に、最も利用頻度の高いキャッシュレス決済方法を尋ねた。その結果、Z世代では「バーコード決済」の利用頻度が最も高かった。また、一度バーコード決済を利用すると、そのままバーコード決済が「最も利用するキャッシュレス決済手段」になる傾向がみられた。

最も利用頻度の高いキャッシュレス決済

18歳以下にはキャッシュレスより現金が人気

 「直近1カ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と答えた人に対して、現金決済とキャッシュレス決済のどちらを使うことが多いかを聞いた。

 その結果、18歳以下のZ世代ではキャッシュレスよりも現金を利用する人が多く、19~25歳のZ世代では現金よりもキャッシュレスを利用する人が多いことが分かった。

現金決済とキャッシュレス決済、どちらの利用頻度が高いか

photo

 直近1カ月以内のクレジットカード利用者と非利用者に対し、現金またはキャッシュレスの利用頻度はどちらのほうが高いかを聞いた。この質問に対し、クレジットカード利用者の半数以上が「キャッシュレス決済を使うことが多い」と答え、クレジットカード非利用者の半数以上が「現金決済を使うことが多い」と回答した。

現金決済とキャッシュレス決済、どちらの利用頻度が高いか(クレジットカード利用者/非利用者)

photo

 インターネットを使った調査で、12~59歳の男女400人が回答した。調査期間は10月25~27日。

タイトルとURLをコピーしました