マイナビは7月6日、「マイナビライフキャリア実態調査2022年版(ライフ編)」の結果を発表した。調査は4月6日~11日、全国15歳以上の男女1万4,000名(男性6,750名、女性7,250名)を対象にインターネットで行われた。
未婚者に対して生涯独身であることへの考えを聞いたところ、24.6%が「デメリットの方が(やや)大きいと思う」と回答。「メリットの方が(やや)大きい」と思う人は全体の20.0%となり、特にZ世代(25.8%)で高い傾向に。
メリットの理由を聞くと、Z世代全体では「時間を自由に使えるから」(69.0%)が最も高く、次いで「お金を自由に使えるから」(65.6%)、「趣味や好きなことに集中できるから」(57.6%)が上位に。また、Z世代では「余計な人付き合いをしなくていいから」(39.1%)が全体(47.1%)よりも低く、Z世代女性では「仕事に集中できるから」(31.6%)が全体(25.4%)を大きく上回った。
次に、就業者の1週間の家事・育児時間について調査したところ、平日と休日の家事・育児時間を合わせた総家事時間は、全体で19.1時間。性別・世帯別でみると、最も家事時間が長いのは「配偶者と子どものいる世帯の女性」で36.2時間、次いで「子どものいるひとり親の女性」が28.1%で続いた。
また、私生活にストレスを感じている人の割合をみると、全体平均は36.2%であったが、休日1日の平均家事・育児時間別に見ると、家事・育児時間が2時間を超えるとストレスを感じる人の割合は平均を超え、6時間で最も高い結果(53.4%)となった。
家事・育児時間が比較的長くなる既婚者に、私生活でサポートを得たい人を聞いたところ、「配偶者」(85.6%)、「友人」(62.2%)、「医師・カウンセラー」(51.5%)が上位に。サポートして欲しい内容を聞くと、配偶者に対しては「共感・同情して欲しい」(41.6%)、友人は「何も聞かずただ話を聞いて欲しい」(39.4%)、医師・カウンセラーでは「アドバイスがほしい」(37.0%)がそれぞれトップとなり、相談相手により求める内容の違いが見られた。
(CHIGAKO)