「自分を大切にする生き方」
何もできなかった頃の
何も見えなかった頃の
何もわからなかった頃の自分。
その頃から考えたら
自分は確実に成長してきたし、
これからも自分次第で成長していける。
ひたすらまっすぐ前を向いて、
コツコツ進んでいけばいい。
それしか他に方法はないし、
そうするしかないし。
他の人と自分を
比べるなんてことはしないで
自分の幸せを見つめて、
その幸せを深く感じていたい。
自分を大切にする生き方。
これは何も自分だけを大切にするということではありません。
自分を大切にしなければ、
人にとって大切なものが何か分からないでしょう。
自分を大切にできない人は、
自分以外の人を大切にすることもできないと思うのです。
それに、自分を大切にして幸せに導いてあげることは、
周りの人々をも幸せにします。
幸せな個人が集まれば、その空間は幸せで満たされます。
では、自分を愛するって、どういうことなんでしょう。
甘やかすこと?
欲しいものを欲しいだけ与えること?
楽をさせてあげること?
嫌なことはやらなくていいって決めること?
自分を愛するってことは、
どんなときも自分をサポートしてあげることだと思います。
決してあきらめたり、
音を上げたり、
投げやりになったりしない。
嫌なことをやっているときも、
失敗したときも、
間違ったときも、
迷ったときも、
傷ついたときも、
誰かを傷つけたときも、
何かを失ったときも、
ひたすら自分を支えてあげて、
最後には正しい方向に向かっていけるようにしてあげる。
自分自身を、まるで自分の子供のように大切にしてあげる。
自分を犠牲にしない。
愛する人にやってあげたいことを、自分にもやってあげる。
誰かから愛をもらう前に、
自分に愛をあげる。
そういうことが、
自分を愛しているということなんだと思います。
そして、
自分を大切にするには、
自分の基準で物事を判断しなければいけません。
他の人の批評を基準に物事を判断することが
習慣になってしまっている人は、
なかなかそれを変えることはできないものです。
周りの声を参考にすることは良いことですが、
最終的には自分の信念と責任で物事を判断しましょう。
自分が何をしたいか、
どうしてそうしたいのかがハッキリとわかっていなければ、
自分らしく生きられません。
あなたの人生は、
あなたが選ぶものなのです。
今まではみんなの期待に応えるあなたっだと思います。
これからは、
あなた自身の期待に応える、
あなたになってください。
(原田 真裕美 著
「あなたの人生で本当に大切にするべき27のこと」
より、一部抜粋)