震災直後より、ずっと応援してきました、宮城県の歌津漁協の青年部の復興の応援が終了しました。
何かというとまず最初は「南三陸漁師元気プロジェクト」という、義援金を集めるプロジェクトで、WEBサイトの運営と各地でのイベントです。プロジェクトは３年で終了しました。2000万円程度は集まりまして、船や船外機とかを購入いたしました。
そのあと、少しでも復興している海を釣り人の港間に体験してもらいたくて、「復興釣り大会」を2012年から３年間やりました。
そのあと、大阪のライオンズクラブとかの皆様がしばらく継続してほしいということで、「南三陸元気な海プロジェクト」を立ち上げて、さらなる支援活動を行ってきました。
そして、同じ時期に、若い漁師の皆様が直販を行いたいということで「漁師直販・歌津もん」という通販サイトを作り、通販のお手伝いをしてきました。
それで、今年３月１１日で震災からまる５年。国の補助金などもなくなり、これからが本格的な復興なのですが、なぜか、漁師の皆様のやる気がなくなっていました。それは、漁業以外の事業を行うことへのリスクと、もう補助金かもらえないのに、6次化とかやっている意味がないというような感じです。
まあ、うすうす感じてはいたのですが、あまりにも貰うことに慣れすぎたのでしょうね。自分たちでリスクを覚悟で漕ぎ出していくということに魅力を感じないというか・・・。震災から2～3年で、復興できる方々は、とっくに大きな事業化を行っていて、そのころには支援金命、みたいな感覚はなくなっていましたもんね。
ということで、僕ら支援してきた人が集まって、「もうやめよう」ということになりました。支援はしてきたけど、何も花は咲かなかったということで。
それにしても、南三陸の海は肥沃で、他地区の漁師が色々と事業化してやっと全国に売り込んでいるのに、簡単に良いものが採れる肥沃な海なので、商売なんていらないって感じでしょうね。
ということで、管理していたサイト4つ、通販システム1個、すべてなくなりました。この分を別なものに振り分けて、新しい何かを見つけようっと!!。
