アイドルグループ・NMB48の“さ や姉”こと山本彩(23)が、10月26日にアルバム(タイトル未定)でソロデビューすることが決まった。24日深夜放送の『AKB48のオールナイト ニッポン』(毎週水曜 深1:00 ニッポン放送)で自ら発表した。2011年元日に大阪・難波のNMB48劇場で初公演を行ってから6年目、夢への一歩 を踏み出す。

【写真】サウンドプロデュースは亀田誠治氏

シンガー・ソングライターになることが夢と公言する山本は、音楽番組で大物アーティストとギターセッションを重ね、CMではアカペラやギター弾き語りを披 露。7月に行われた同期の渡辺美優紀の卒業コンサートでは、秋元康氏が作詞、山本が作曲した楽曲をデュエットで歌うなど、着実に経験を積んできた。

満を持して発表するソロアルバムは全12~13曲収録予定。サウンドプロデューサーに元・東京事変のベーシストで音楽プロデューサーの亀田誠治氏を迎え、 GLAYのTAKURO(G)、シンガー・ソングライターのスガシカオらが楽曲提供。山本自身が作詞作曲した楽曲も収録される。今年1月末にテレビ朝日系 『ミュージックステーション』で共演したスガは自身のツイッターで「さや姉の音楽を一途に愛する心は、本物だよ」と評する。

山本は 「NMB48として活動する中でも、シンガー・ソングライターになるという夢をいつも心の中に持ちながら追い続けてきました。その夢への一歩が、このアル バムだと思っています。たくさんの方に、私の歌声を届けたいです。今、スタッフの皆さんと一生懸命に制作中です。夢への“大きな”一歩になりますよう に!」と期待に胸を高鳴らせている。

NMB48のメンバーがソロデビューするのは、『AKBグループじゃんけん大会2014』で優勝した特典としてシングル「やさしくするよりキスをして」(2014年12月)をリリースした前出の渡辺に次いで2人目となる。なお、山本ソロの公式サイトも開設された。