福島市や白石、米沢両市など11市町村でつくる「福島圏域連携推進協議会」は9日~3月10日、各地の道の駅などを巡るスタンプラリーを実施する。集めたスタンプ数に応じて特産品などが当たる。協議会事務局の福島市は「圏域の魅力を発見してほしい」とPRする。
11市町村は他に二本松、伊達、本宮、桑折、国見、川俣、大玉、飯舘の福島県内8市町村で、それぞれの道の駅や直売所にスタンプ台を設置。全市町村を回ると5000円相当の日本酒セットなどが当たるコースに応募できる。2000円や1000円相当の景品コースもある。
福島圏域は福島、宮城、山形3県にまたがる広域連携エリア。木幡浩福島市長は1月31日の定例記者会見で「県境を越えた往来は以前から盛ん。スタンプラリーでさらに圏域全体の活性化につなげたい」と強調した。
協議会は昨年11月に設立され、広域観光振興や移住促進の事業を共同で実施する。連絡先は事務局024(529)5067。