なんかバブルの末期のようだな

02大人の事情

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昨日、うちの奥様から相談を受けた。

友達がどうも新手のねずみ講のようなものにはまっているようだと。

何をやっているのかと聞くと、とある団体が主催する軽い資格(●●コーディネーター等)のようなものを取ったので、講師としてセミナーを開くので、聞きに来てほしいと。

資格取って、すぐにセミナーをやって、お客さんに講義をするんだぜ。すごく簡単で、薄っぺらだなぁ、と思っていたら、嫁の友達に次ぎ次ぐと電話して勧誘しているみたい。

で、その裏を聞いて、いろいろと邪推してみる。いろいろと当たってはいたが・・・。

1、アンチエージングのための健康食品を皆さんに進めている。当然、化粧品とかも用意。

2、どうやらそれを売る販売員が、簡単な研修で資格を取らせて、●●コーディネーターとかの名刺を持たされる。たぶん、この時にお金をたくさん払って、様々な商品を持たされるのだと思う。

3、本部の指導のもと、セミナー(有料)を開催させられる。数少ない友人をいろろろ呼んで、どこにでも落ちているようなつまらない話を聞かせる。人が集まらないときは、一緒にヨガのインストラクターとかと協力して、一緒のセミナーにして、そちらのお客様もセミナーに参加させる。とりあえず、名簿ゲット!!。

4、その名簿に対して、本部が矢継ぎ早にアプローチ。あれ買え、これ買え、このセミナーに行け。そして、その中から、また、新たな●●コーディネーターを発掘して、また1に戻る。

という感じで、この物語は進行していく。

つうか、昔のバブルの終わりごろによくあった、洗剤とか水とか鍋とかのねずみ講的な販売活動とほぼマニュアルは同じ。

昔は講義を聞くと「ディストリビューター」に任命されて、ホームパーティを開いて、商品を使わせて次々に販売していくというサイクル。ほぼ同じ。

多分、今の時代はあの頃と同じような空気が流れているのだと思うなぁ。君子危うきには近寄らず。

 

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