宮城県産ホヤ消費拡大へ 県内スーパーでフェア開催

原発事故に伴い、韓国への輸出が禁止されている宮城県産のホヤについてです。国内での消費拡大へ向けて県内176のスーパーで特設ブースを設けることになりました。県産のホヤをめぐっては、2011年の原発事故以降、最大の消費地だった韓国が禁輸措置を続けています。国は禁輸解除を求めてWTO、世界貿易機関に提訴しましたが、4月に敗訴が決まりました。このため県は、輸出に頼らず国内消費を拡大することを目指していて、17日から県内のスーパーマーケット176店舗と連携して、ホヤを中心とした水産物販売の特設ブースを設けることを決めました。村井知事「宮城県産ホヤの国内消費拡大へ向け生産者および流通関係者と連携を図り、一層の認知度向上と販路拡大に向けて取り組んでいく」去年、県産のホヤは約400トンが廃棄処分となっていて、県は国内消費を増やすことで廃棄量の減少にもつなげる考えです。

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