適材適所?

私は今でも実家は函館で、基本、仙台や東北には縁もゆかりもなかった。が、なぜか大学進学の時に仙台の大学を選んでしまい、卒業後、転勤とかはしたが、今では、仙台で会社を作って、マンションも購入して、結婚して家庭を持っている。で、マンションに関しては、別に欲しかったわけでもなく、ただ仕事のお付き合いで「免震マンション」を買っていた。
その後、東日本大震災が起こる。高校のころの同級生250人くらいの中で、リアルな被災地にいたのは僕だけだった。とりあえず、マンションは何の被害もなく、家族も同様に被害なし。で、仕事はといえば、こんな、仙台には縁遠いはずの男だったのに、宮城県が次世代に残す震災についてのDVDを作ったり、復興に向けての番組を作ったり、仙台宮城DCのムービーを作ったりと、べったりと仙台づけ。
それで、何となく考えたこと。高校の同級生の何人かは、なんだかんだだと、函館に戻って仕事をしている人もいる。別に函館にいれば、そのまま何もなく安全な暮らしができたのに、わざわざ仙台を選んでそこに住んだことは、もう、最初から決まっていたことなのではないのか?。
神様がいるのなら、「お前はそれをやることが使命」と、決まっていたみたいに感じる。マンションを購入したり、結婚したり、子供ができたりも、最初から決まっていたのかな?。
たぶん、ぼくは、仙台のために働かないといけないんだろうなって、何となく思っています。去年は仙台空港で復興イベントをボランティアで行ったりしたし。。。。
それならば、あと残り少ない人生を仙台・宮城のために頑張ってみようかな。

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