うわさによると、我が社には携帯電話かあるらしい。首の皮一枚でつながっているスボンサーのNTT様のお付き合いで、どうも購入したらしい、と言うのだ。最近、よく話題にのぼるのである。
僕は冗談半分で総務部長にたずねてみた。
「部長、金庫に携帯電話しまってるって本当ですか?。」
「よく分かってるね。あるよ。でも使っちゃだめなんだな。社長はあんたたちみたいな人がおもしろがって使ったら、高いんだから金の無駄遣いになるっていってるから、こっちで保管してるんだよ。文句ある。」
いつもの様に総務部長は高飛車である。それにしても、イベントなどしょっちゅう電話のない不便な所の仕事が多くて連絡が大変なのに、会社はこんなもんである。大切に金庫にしまわなくてもいいと思うが、皆さんはどう思いますか?
追伸、これから半年位たってこの携帯電話は社長のフライベート用として使われだしたそうです。社長はおもしろがって暇があれば電話をしていると言う。外から会社に電話をかけて、
「こんなところからも通じるかぁ。」とか、「あっ、通じている。じゃぁ。」
とか言ってすぐ切ってしまうそうである。けれども、この電話には電話をかけることはできません。それは電話番号を知っている人は社内にはいないから・・・。