海洋深層水

海洋深層水は、「太陽光が届かず、また、表層の海水と混ざらない深さにある海水」を言います。通常は水深200mより深いところにある海水を海洋深層水と呼んでおり、海水の約95%を占めています。海洋深層水は、グリーンランド周辺で表層が外気などにより冷やされ、垂直に沈み込む海流が一度も大気に触れることなく、インド洋や北太平洋を巡り、表層域へ湧昇するのもでこの海流を一周するのに2000年の歳月が掛かるといわれます。

■海洋深層水の特性

1、低温安定性
水温は表層よりかなり低く(約9.5℃)周年にわたりほとんど変化しません。
2、富栄養性
表層の海水に比べて植物の生長に必要な窒素、リン、ケイ酸などの無機栄養塩を多く含んでいます。
3、熟成性
海洋深層水は水圧30気圧下で長い年月を経て熟成された海水です。
4、ミネラル特性
海水には必須微量元素や様々なミネラルがバランス良く含まれており、海洋深層水特有の溶存状態にある元素も明らかにされつつあります。
5、清浄性
陸水由来の大腸菌や一般細菌に汚染されていません。また、海洋性細菌数も表層の海水に比べて非常に少ない上、陸水や大気からの化学物質による汚染に晒される機会も少なく、この点でも清浄といえます。縣濁物や付着微生物が少ないこと(物理的清浄性)も重要な特性です。
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