05小説 僕の勤めていた会社 悪人は駐車場に潜伏する。 その話は笑えるようで、あまり笑えるものではなかった。 出先から新藤君が帰ってきた時の話である。いつものように新藤君は会社の駐車場に車を止めようとした時、なにか人の視線を感じたのでふと振り返ってみると、社長と総務部長が社長の車に乗ってじっと... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 社員旅行の飛行機飛ばず・・・。 風がやたら強い日だった。その日は会社の社員旅行の第一班(会社を休みにできないので半分づつ二班に分かれて出発して行く)がサイパンに向けて出発する日だった。つまり、この目に出動している人達は旅行に行っている人の分までしなければいけないのである。... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 青天の霹靂。お前は今日から営業だ!!!。はあ?。 梅雨の合間の良く晴れた朝だった。僕は一週間前にようやく社員旅行を終えて仕事に復帰していた。なんとなく旅行の後から会社のムードが変だったが、ちょっと疲れていたので気にも止めないでいた。 朝出勤するとすぐ、副部長以上が社長室に呼ばれ会議が始ま... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 第3章 その後 聞くところによると、僕は首になったそうです。 聞くところによると、八木君はクビになったそうである。僕は7日付で退職したはずなのに、巷では13日付で懲戒免職になったそうなのだ。 僕は退職した翌週から友達の盛岡の別荘を借りて2週間ほど頭の切... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 12月4日個人事務所設立 7月7日に辞めてから、なぜかお金もあったし、しばらくのんびりしていることに。あまりにも壮絶な3年間だったので、ちょっと、次の事を始めるには気持ちの整理がつかないというのもあるし・・・。 ※解説です。なぜお金があったかと言いますと、どちらにし... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 入信を断ったら、クビ? 1月は退屈なIカ月であった。僕はフリーとして事務所をもち、だらだらと仕事を始めていた。そんな時に佐々木広告社の嘉藤君から電話が来た。嘉藤君は昨年の5月に東京の準大手広告代作店から転職し、佐々木広告社に入った。そんな彼からの電話である。その声... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 庄子部長はサングラスをかけていたのでクビです。 最近は仕事も順調にいただけるようになり、少しは余裕も出て来た。今日は取引先が休みなので今日やらなければならない仕事はない。久しぶりの休息日である。出勤してしばらく新聞を熟読していた。そのとき、事務所の玄関の呼び鈴が鳴った。 ピンポーン ... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 あとがき 読んでくださった方は、こんな会社なんてあるわけないと、思っている方が大半だと思いますが、実際にこの会社は実在していたかもしれません。このストーリーにでてくる人物、会社名、団体名はすべてフィクション・架空の物てすが、起こった事柄は基本的には事... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社
05小説 僕の勤めていた会社 約20年後の消息 八木 仙台で小さな広告の制作会社を運営 福島君 仙台で広告の制作会社を運営 田尻課長 仙台で編集会社を運営 千田部長 退職し、今は自分の広告代理店を経営。 大松副部長 退職し、山形の自動車販売会社の販促担当に。 関谷君 退職し、東京の大手広... 2011.07.23 05小説 僕の勤めていた会社